2022.12.31
12月17日(土)に開催されたパラレル脳センシング技術研究部門(pBIRD)に薬学科4年生の公木彩夏さんが最優秀賞発表を、博士課程2年生の高橋純平さんが優秀発表賞を受賞しました!おめでとうございます。
<受賞内容>
・公木さん
「マウス超音波曝露が内臓痛覚過敏症状に与える影響」
過敏性腸症候群(IBS)は、器質的疾患が無いのにも関わらず消化器症状や内臓痛覚過敏症状を慢性的に呈する疾患ですが、十分に有効な治療法が存在しません。公木さんは、当研究室で開発した新規、モデル動物を用いて、ある特定の超音波暴露によって内臓痛覚症状が改善する可能性を明らかにしました。この技術は、IBSに対する新しい治療法開発に繋がることが期待されています。
・高橋さん
「内因性オキシトシンは乳頭上核及び海馬を介して認知機能に影響を与える」
高橋さんは、当研究室でこれまでに明らかにしてきたオキシトシン神経系の記憶認知機能改善作用における中枢メカニズムを神経回路レベルで明らかにしました。オキシトシンは、愛情ホルモンとも言われています。社会的な繋がりによって分泌されるオキシトシンが認知症を予防・治療する可能性を示唆してくれています。
2022.06.24
6月11.12日に行われた第18回日本疲労学会総会・学術集会にて、当研究室薬学科6年の隈本さんが、ベスト4にノミネートされました!!!
<発表内容>
5-アミノレブリン酸による抗疲労効果のメカニズム
2022.07.24
2022.07.11
本研究室博士1年の吉岡さんが、第146回日本薬理学会関東部会にて優秀発表者賞を受賞しました!!!
おめでとうございます!
<発表内容>
「δオピオイド受容体作動薬は下辺縁皮質グルタミン酸放出促進作用および海馬神経保護作用を介してマウス抗うつ様効果を示す」
6月30日~7月3日に沖縄で行われたNEURO2022にて、当研究室の博士2年高橋さん、修士2年河南さん、山内さん、修士1年大森さん、松浦さんが発表を行いました!!!
<発表内容>
・高橋さん
「Endogenous oxytocin modulates object recognition memory.~内因性オキシトシンは物体認知機能を調節している」
・河南さん
「Specific activation of excitatory prelimbic cortico-amygdala pathway modulates innate fear, but not conditioned fear in mice.~内側前頭前野前辺縁皮質ー扁桃体基底外側核神経回路は不安様行動の発現に関与する」
・山内さん
「Ultrasound exposure improves depressive-like behavior in olfactory bulbectomized rats~超音波曝露は嗅球摘出ラットのうつ様行動を改善する」
・大森さん
「5-aminolevulinic acid produces the anti-fatigue effects in mice~5-アミノレブリン酸の抗疲労効果」
・松浦さん
「Anti-alcoholism drug disulfiram produces the analgesic effects in mice formalin test~アルコール依存症治療薬ジスルフィラムはマウスホルマリン試験において鎮痛効果を示す」
」
2022.06.24
5月21日、第14回日本不安症学会学術大会において、当研究室の薬学科5年の山崎さんが、若手優秀演題賞を受賞しました!!!
<発表内容>
「オピオイドδ受容体作動薬は代理社会的敗北ストレスモデルにおける過敏性腸症候群様症状を改善する」